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登録全般
文化遺産オンラインへの登録は大変そうですが、どのくらい時間がかかりますか?
文化遺産オンラインは、その名の通り、オンラインで登録ができます。【文化遺産オンライン情報登録作業の流れ】に作業時間の目安を載せてありますが、館の情報を登録するには10~30分、作品情報を1件掲載するには15~40分程度かかります。多数の作品情報を一括して掲載するためのツールも用意しましたので、登録が簡便化しました。
当館にはホームページがあります。文化遺産オンラインへ登録することで何かメリットはあるのでしょうか?
利用者が館のホームページに辿り着くのは、貴館を知っていて検索した場合や、何らかのウェブページのリンク先で辿り着くことが多いことでしょう。文化遺産オンラインを有力なリンク元の1つとお考えください。特に文化遺産オンラインでは、連想検索エンジンを使っています。利用者は、もともとの興味に関連して、偶発的に思いもよらなかった作品や知らなかった美術館・博物館の情報を目にすることになります。それが貴館とその所蔵作品になるかもしれません。利用者の興味を広げ、作品への理解を深め、究極的には、実際に所蔵館を訪れて作品を鑑賞するよう誘導することを目指しています。地図機能の導入もその補助的な仕組みです。
当館には、ホームページがありません。所蔵品のデータだけでも掲載することは可能でしょうか?
自館のホームページがない場合でも、館情報と文化遺産情報を登録すれば文化遺産オンラインでの公開が可能となります。また、登録された文化遺産情報は、「全国の美術館・博物館情報」のページにおいて、館の「収蔵品一覧」として表示されますので、ホームページがない館でも、文化遺産オンラインに登録することによって、館の収蔵品を一般に公開して、広報に利用することが可能になります。
何点の作品を登録したら良いのでしょうか?
1点からでも掲載できます。各分野の代表的な作品、10点程度を載せても良いでしょう。50~100点程度を載せれば、館の収蔵品の魅力を充分伝えられるでしょう。
全収蔵作品を掲載すれば、収蔵品データベースとなります。所蔵品総目録の代用にもなり、一般利用者や、他館からの借用、調査へも対応できます。全所蔵作品1万件以上を掲載している館もあります。
文化遺産情報をたくさん登録したいのですが、1件ずつ登録するのはとても大変です。何か簡単な方法はないでしょうか?
CSVアップロード方式が便利です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
ログイン関係
当館は新たに開館しました。文化遺産オンラインの参加館になりたいのですが。
参加資格(リンク)があるか確認し、担当(E-mail: )までメールにてご連絡ください。資料やID・パスワードをお送りします。
ID・パスワードを忘れてしまいました。
ID・パスワードは、各館固有のものです。忘れてしまった場合は、担当(E-mail:
)までメールにてご連絡ください。
E-mailアドレスが登録されている場合はそのアドレスに、登録されていない場合は郵送します。パスワードについては変更することができます。館においてパスワードを変更して忘れてしまった場合は、初期値に戻すことが可能です。館IDと初期値に戻したパスワードを再通知致します。
パスワードは、登録情報編集>管理者情報編集 で変更することができます。セキュリティ上、定期的に変更されることを推奨しております。
入力編
データを入力しましたが、公開サイト上で更新されていません。
データの更新は深夜に自動で行っています。翌日にもう一度ご確認ください。
全ての項目を埋める必要があるのでしょうか?
全ての項目を埋める必要はありません。文化遺産名称だけでも登録は可能です。ただし、様々な検索項目を用意しているため、より多くの項目を記入しておくことで、利用者が検索した際にヒットして閲覧される可能性が増えます。解説文も入力しなくても登録は可能です。しかし文化遺産データベースでは、全文検索を行っているので、解説文中に様々なキーワードがあると、ヒットする可能性が高くなり、利用者の目に触れる機会が増えます。
基本情報データと一致検索用データはどう違うのでしょうか?
基本情報データは入力画面の左半分で、文字列でデータを格納しており、連想検索用として全文検索の対象となります。
一致検索用データは入力画面の右半分で、数値とコードでデータを格納しています。入力してあると、利用者がプルダウン式の検索で絞り込んだ際にヒットされやすくなります。またプルダウン式の入力ではCtrlキーを押しながら、複数選択が可能です。例えば、分野の選択で「日本画」の作品だった場合、「絵画」を選択し、Ctrlキーをおしながら「日本画」も選択しておけば、「絵画」で検索した場合にも、「日本画」で検索した場合にもヒットするようになります。
地域の欄には何を入力したら良いでしょうか?
制作地や出土地などを想定しています。建造物などでは、所在地を想定しています。そもそも項目は厳密ではなく、文化遺産オンラインの詳細ページでは項目は表示されず、箇条書きのように表示されます。
制作年が判明している場合は、どこに入力したら良いでしょうか?
左半分(連想検索用データ)の「西暦」欄に西暦半角4字で入力してください。右半分(一致検索用データ)の「西暦(半角数字)」欄の始まりの欄に入力するとともに、「世紀(半角数字)」欄に対応する世紀を始まりの欄に入力してください。
入力に文字数制限はあるのでしょうか?
全角で、文化遺産名称が512文字、解説文は1、024文字、その他は128文字まで入力可能です。
解説文の著作権は考えなくても良いでしょうか?
解説文以外の項目は、歴史的事実、数値等の列記であり、著作権が発生しません。しかし文章となっている解説文には著作権が発生します。館外の方が、執筆された解説文などを転用する場合には、執筆者の許諾を得てから掲載してください。
画像関係
登録する画像のファイル形式は決まっていいますか?
決まっています。JPEG形式です。
文化遺産の画像の大きさはどのくらいにしたら良いでしょうか?
文化遺産の画像は長辺300ピクセル以上、900ピクセル以下で掲載されます。容量で1Mバイト以下です。自動的に長辺900ピクセル以下にリサイズされますが、大きすぎる場合はエラーになることがありますので、画像サイズを長辺900ピクセル以下に加工してから登録してください。
画像を有償提供していて、精細な画像を公開したくない場合は、長辺300ピクセル程度で公開されてはいかがでしょうか?有償提供にもあまり影響がないばかりか、作品の存在をより多くの方に知ってもらうことができ、かえって利用が増えるかもしれません。
1件の文化遺産につき、画像は何枚掲載できるのでしょうか?
制限はありません。数枚を載せれば利用者の理解がより深まります。
画像登録する際、所蔵している文化遺産の作者や写真の撮影者の著作権を考える必要はあるのでしょうか?
作品によって、著作権が発生することがあります。必ず権利者の許諾を受けたうえで、掲載してください。写真には撮影者の著作権があります。撮影時の写真掲載の権利関係を確認する必要があります。
また、自館の所有作品であっても、制作者(作家)の著作権が発生することがありますので、著作権について確認を行ったうえで掲載してください。自館のホームページへ画像を掲載していても、画像の掲載範囲を限定して許可を取っている場合などには、別途、文化遺産オンラインへの掲載許可が必要なこともあります。そうした場合は改めて許諾が必要になることもあります。
文化遺産オンラインに画像を掲載すると無断で転載されないでしょうか?
画像は著作権法及び国際条約により保護されています。法律で認められたものを除き、無断で転用・引用・改変することを禁じています。また掲載画像の権利は、それぞれの情報掲載館に帰属します。文化遺産オンラインに掲載された画像には、登録時に電子透かしが加えられます。また簡単には保存できないような措置もしております。ただし万全ではありません。